
電動バイクに乗り始める前に、どんな周辺装備が必要か、金額はどれくらいか気になりますよね。
今回は法律的に必須な装備、あると便利な装備について分かりやすくまとめてみました。
最後までじっくりと読んで、安全で快適な電動バイクライフを送って下さい!
目次
電動バイクに乗るのに必須の装備
電動バイクは見た目がキックボードや自転車だったとしても、原付バイクと同じ扱いを受けます。
購入後、実際に公道を走るためにはナンバープレートの交付や自賠責保険への加入が必要になるほか、乗車用ヘルメットを被って運転する必要があります。
ナンバープレートの取得や自賠責保険への加入についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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【必須】電動バイクで公道を走るために必要な手続き【まとめ】
電動バイクの購入をお考えの方のなかには、初めて運転免許証が必要な自分の乗り物を購入するという方もいらっしゃるのではないでしょうか?電動バイクは原付バイク扱いなので乗り始めるまでに必要な手続きや書類がいくつか存在します。そこで今回は、電動バイク購入後から実際に乗り始めるまでの流れを解説しますので参考にしてください。
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まずは必須の装備であるヘルメットとグローブについてご紹介します。命を守るためにきちんとした装備を身につけましょう。
乗車用ヘルメット
「乗車用ヘルメット」は、原付バイクから大型バイクまで全てのバイクに乗るときに必須の装備です。道路交通法には以下のように定められています。
道路交通法第四章 第一節 第七十一条の四(大型自動二輪車等の運転者の遵守事項)
大型自動二輪車又は普通自動二輪車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転し、又は乗車用ヘルメットをかぶらない者を乗車させて大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転してはならない。
2 原動機付自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで原動機付自転車を運転してはならない。
(中略)
7 第一項及び第二項の乗車用ヘルメットの基準は、内閣府令で定める。
(罰則 第三項から第六項までについては第百十九条の三第一項第六号)引用元:e-GOV法令検索
内閣府令 道路交通法施行規則第二章の三 第九条の五(乗車用ヘルメット)
第九条の五 法第七十一条の四第一項及び第二項の乗車用ヘルメットの基準は、次の各号に定めるとおりとする。
一 左右、上下の視野が十分とれること。
二 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
三 著しく聴力を損ねない構造であること。
四 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
五 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
六 重量が二キログラム以下であること。
七 人体を傷つけるおそれがある構造でないこと。引用元:e-GOV法令検索
ちなみに乗車用ヘルメット着用義務違反は違反点数1点、反則金はなしです。
罰則としては非常に軽いですがこれはヘルメットを被らないことによって被害を被るのはかぶっていない本人だけだからだと考えられます。
事故にあえば「死」に直結しますので必ず乗車用ヘルメットを被りましょう。
肌の露出の少ない服装
服装に関しては、道路交通法で定められているものではありません。しかし時速30kmで転倒したときのことを考えてみてください。肌が露出していたら軽症ではすみません。自転車で転ぶのとは訳が違います。
肌の露出の少ない、長袖・長ズボンを着用しましょう。また、転倒した際人は反射的に身体をかばって手を出してしまいます。怪我防止の為にグローブの着用を強く推奨します。
バイクを守るのに必要な装備
電動バイクに限ったことではないですが、自転車やバイクは盗難が非常に多いです。特にフルアシスト自転車は自転車用駐輪場に停めることも想定されますので盗難のリスクはぐっと上がります。
適切な盗難対策用品で大切な愛車を守りましょう。
バイクロック
盗難対策として最も一般的なのはバイクロックです。ワイヤー状のものやチェーン状のものがあります。
バイクのタイヤに引っ掛けるだけではそのまま持っていかれる可能性がるので、必ず動かないものと一緒に固定する「地球ロック」をしましょう。
セキュリティグッズ
単純なバイクロックだけでは不安という方のために、アラームやGPS付きのセキュリティグッズを紹介します。
1つ目は『振動感知アラーム搭載110db大音量【自転車・バイク用 ワイヤー キーロックチェーン】盗難 防止 イタズラ 防止 鍵をかけるだけ 簡単設定』です。

引用元:アマゾン商品ページ
こちらは振動感知でアラームが鳴るバイクロックです。ただのバイクロックだと思って触ってしまったら大音量でアラームが鳴り響きます。
2つ目は『GPS自転車追跡、盗難防止防水自転車テールライトリアルタイムセキュリティ警告追跡装置GPS + AGPS + LBS高精度GPSLocatorファインダーGSMモーションアラーム』

引用元:アマゾン商品ページ
こちらは盗難防止というよりも盗難された場合や紛失した場合などにGPSで居所を追跡できるというものです。夜間の視認性も高めてくれるテールライトになっています。
あると便利な周辺装備
電動バイクを手に入れたあなたの行動範囲は格段に広がることでしょう。そこで必要になってくるのがナビです。
ナビと言ってもモバイルナビを買うわけではなく、おそらく皆さんスマートフォンをナビ代わりに使用すると思います。
ということで今回紹介するあると便利な周辺装備はスマホホルダーとUSB電源です。
スマホホルダー

引用元:アマゾン商品ページ
こちらの商品は、楽天・ヤフー・アマゾンで販売数ランキング1位を獲得した商品です。高品質な国産ブランドを売りにしています。価格も2,248円と良心的です。
3,798円で充電機能付きのモデルもありますので気になる方はチェックしてみてください。
USB電源

引用元:アマゾン商品ページ
スマホでナビ機能を使いながら走っていると、流石にバッテリーの持ちは悪くなります。そこで、USB電源を取り出しておくことをおすすめします。
電動バイクの場合、バッテリーから直接電源を取ることは難しい(取り外して充電するため)のでこの商品のようにブレーキスイッチなどから分岐して取り付けるタイプのものがいいでしょう。
取り付けが可能かどうかは販売店に問い合わせるか、現物が手元にあるなら実際に確認してみてください。突然の雨などで濡れる可能性があるので防水性にも注目して商品を選ぶといいでしょう。
まとめ
今回は、電動バイクに乗り始めるときに必要になるヘルメットやセキュリティグッズ、便利グッズを紹介してきました。少なくともヘルメットとバイクロックだけは必ず買っておきましょう。
その他に関しては実際に乗りながら必要性を感じたら購入してもいいかと思います。ルールを守って安全に、便利で快適な電動バイクライフを送ってください。