電動バイクが気になっていても、実生活であまり使う機会がなかったら損ですよね。
電動バイクがどんなシチュエーションで使えるのか、どんな使用用途があるか知りたい方も多いと思います。
そんな方向けに、今回は想定される電動バイクの使用用途を3つ紹介します!
通勤・通学で使う
おそらく、電動バイクの購入を考えている方の多くが通勤や通学などの日常の足として使うことを想定しているのではないでしょうか?
そして、その使い方が最も電動バイクの力を発揮できるシチュエーションであると言えます。
その理由に関しては、別の記事で詳しく解説していますのでこちらをご覧ください。
-
【コスパ◎】日常の足として使うなら移動手段は電動バイクがおすすめ
毎日の通勤・通学距離が片道20㎞以内なら、電動バイクがおすすめです。
理由はコストパフォーマンスに優れているから。
今回は原付・普通運転免許で運転できる電動バイクに絞って、おすすめする理由を解説していきます。続きを見る
通勤・通学での利用を考えていて、その距離が20km以内(購入予定の電動バイクで走りきれる距離)なら間違いなくお得で快適なバイクライフが待っているでしょう。
毎日の電車通勤に嫌気が差している、ある男性を例に上げてシミュレーションしてみます。
具体例
- 東京都練馬区のマンションで一人暮らし(駅まで徒歩10分)
- 東京都新宿区のIT企業に勤務(駅から徒歩15分)
- 毎日の満員電車通勤に嫌気がさしている(乗車時間20分)
- 運賃は片道350円(往復700円)
上の条件の男性が電動バイク通勤に変えるとどのような変化があるでしょうか。使用する電動バイクはヤマハから発売されている『E-Vino』と仮定します。
E-Vinoのスペックに関しては公式サイトを参照してください。(https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/e-vino/spec.html)
電動バイクで通勤したら
- 通勤距離は片道8km
- 平均時速20kmで走行
- 帰宅時にちょうどバッテリーを使い切る
上の条件で計算すると、通勤時間は片道24分。公式サイトによれば、バッテリーの充電1回あたりの電気代は約14円!
通勤時間は21分削減でき、通勤にかかる費用は1日あたり686円節約できることがわかります。
1ヶ月に20日出社するとしたら月に420分と13,720円の節約に、1年間では5,040分(84時間)と164,640円の節約ができます。
通勤・通学程度の距離であれば、毎日家でバッテリーの充電をすることで走行中にバッテリーが切れるということもありませんしもはや買わない理由が見つかりません!
ツーリングに出かける
電動バイクでツーリングに出かけたいのであれば、注意が必要です。なぜなら電動バイクはガソリン車と比べると満充電時での航続可能距離が短いからです。
また、ガソリンスタンドは街のいたる所にありますが、充電スポットはまだまだ少なく遠出をするなら不便を感じることがあるでしょう。
運よく充電可能な場所を見つけたとしても、充電が完了するまでに1時間ほど足止めを食らってしまいます。
電動バイクの充電は、家庭用コンセントでできるものがほとんどです。
数十キロ毎に飲食店などで休憩しながらのんびりとツーリングを楽しむのであれば問題ないかもしれません。
ですが、できるだけ航続可能距離の長い電動バイクを選ぶほうがいいでしょう。航続距離の長い電動バイクはこちらの記事で紹介しています。
-
【長距離も安心】航続距離の長い電動バイクまとめ【原付編】
電動バイクのデメリットとして、「航続距離が短い」がよく挙げられます。確かに航続距離が短いと用途が制限されたり、充電の手間が増えたりと大変ですよね。そこで今回は、原付1種と原付2種に絞って、航続距離が長い電動バイクをまとめました。長距離使える電動バイクが気になる方は、最後まで読むことで自分にマッチしたものが見つかるかもしれません。さっそく見て行きましょう!
続きを見る
キャンプに出かける
電動バイクを持ってキャンプに出かけたいのであれば、キャンプ場までの距離とキャンプ場に電源が確保されているかどうかをチェックしてください。
たどり着くまでバッテリーが持たない、あるいは帰ろうと思ったらバッテリー切れなんてことになったら大変です。
もしくは、自家用車やレンタカーを借りてキャンプに行くのであれば折りたたみ自転車型やキックボード型の電動バイクを車に積載して持っていくのもおすすめです。
そうすれば、キャンプ道具はクルマに積んで、キャンプ場周辺のちょっとした移動や散策には電動バイクを使うことができます。
自然豊かなキャンプ場周辺を電動バイクで駆け回ると、通勤や通学では味わえない清々しい気持ちになることができるでしょう。
自転車タイプやキックボードタイプなど幅広い種類の電動バイクはこちらの記事で紹介しています。
-
【必見】普通自動車免許ですぐ乗れる!手頃な電動バイクまとめ
原付バイクの購入をお考えの皆さん、ちょっと待ってください!電動バイクの方がお得かもしれませんよ!?今、クルマにもバイクにも電動化の波が押し寄せています。免許制度も年々見直され、普通自動車免許で運転できる電動バイクが増えてきました。今回は手頃なおすすめの電動バイクをご紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください!
続きを見る
まとめ
今回は、電動バイクの使用用途についてご紹介してきました。
電動バイクの主な使用用途
- 通勤通学
- ツーリング
- キャンプ
通勤通学で使うなら電動バイクにしない理由が見つからないと言えるほどのメリットがあります。
購入費用などの初期投資がかかりますが数年間乗れば確実にもとが取れますし、節約できる時間には何者にも代えがたい価値があります。
ツーリング用途で使いたいのなら、目的地の距離と充電スポットの確認を怠らないようにしましょう。できるだけ航続距離の長いモデルを購入することをおすすめします。
キャンプに行くときに電動バイクを持っていきたいのなら、キャンプ場までの距離と電源が確保されているかどうかを確認しましょう。
もしくは、クルマに積み込んで現地でのちょっとした散策や買い出しに電動バイクを使うのがいいかもしれません。
折りたたみができるものはコンパクトに収納でき、場所を取らないのでクルマに積載するのに向いています。
ご自分の使用用途に合わせて最適な電動バイクを選んでください。そうすれば快適で楽しい電動バイクライフがあなたを待っています。