
原付バイクの購入をお考えの皆さん、ちょっと待ってください!
電動バイクの方がお得かもしれませんよ!?
今、クルマにもバイクにも電動化の波が押し寄せています。免許制度も年々見直され、普通自動車免許で運転できる電動バイクが増えてきました。
今回は普通自動車免許で運転できる手頃なおすすめの電動バイクをご紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください!
目次
普通自動車免許で乗れる電動バイクの種類
皆さんは、普通自動車の運転免許でどんな電動バイクを運転することができるかご存知ですか?
結論から言うと、定格出力600W以下の電動バイクを運転することができます。
600W超になると自動二輪の運転免許が必要になり、無免許で運転すると3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられますので購入の際には定格出力をしっかりと確認しましょう。
大型バイク乗り(バイク歴10年)の私が通勤用バイクを探す中で見つけたおすすめの電動バイクをカテゴリごとに紹介していきます!
おすすめの電動バイク
ここからは普通自動車免許で運転できる定格出力600W以下の電動モビリティの中から、次の4つのカテゴリに分けて紹介して行きます。
電動バイクの種類
- 電動アシスト自転車
- 電動キックボード
- 電動自転車
- 電動バイク
おすすめの電動アシスト自転車【3選】
電動アシスト自転車は、厳密には電動バイクではありません。人がペダルを漕ぐ力を、電気の力でアシストするのが電動アシスト自電車で、時速24kmまではアシストしてくれます。
電動バイクではありませんので、運転免許証はなくても問題ありませんし、ナンバープレートや灯火類を取り付ける必要もありません。
それでは、「価格.com」での条件検索で出てきた電動アシスト自転車の中から3商品を紹介します。
補助走行距離第1位!|YAMAHA 【YPJ-TC】

引用元:YAMAHA公式商品ページ
YAMAHAの【YPJ-TC 】は36V-13.3Ahの大容量バッテリーを搭載しています。
その大容量バッテリーで、スタンダードモードでは112kmも補助走行が可能です。※走行距離は、道路状況、走行モード、走り方、気温、車載重量などによって変わります。
アシストパワーと走行距離を重視した商品で、プラスエコモードではなんと237kmもの距離をアシストしてくれますので、街乗りだけではなくツーリングにも十分に使えます。
バッテリー重量は3kgで、充電時間は約3.5時間。メーカー希望小売価格は330,000円です。
公式ページはこちら:https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-tc/
補助走行距離50km以上で最安値!|Panasonic【ビビ・L】

引用元:Panasonic公式商品ページ
補助走行距離は十分に実用に足るであろう50kmを下限にして検索しました。
Panasonicのビビシリーズは「軽さ」にこだわったシリーズで、車両重量はタイヤサイズによって異なりますが、タイヤサイズ24のモデルで22.5kgです。
補助走行距離はオートモードで54km、ロングモードで78kmとなっており、必要十分な距離ではないでしょうか。
バッテリー重量は2.3kgで、充電時間は4時間。メーカー希望小売価格は119,680円です。
公式ページはこちら:https://cycle.panasonic.com/products/ell/#pointTabs4
スポーツタイプで売れ筋ナンバーワン!|ブリヂストン【TB1e】

引用元:ブリヂストン公式商品ページ
スタイリッシュに格好良く乗れるスポーツタイプの電動アシスト自転車で1番の売れ筋が、こちらの【TB1e】です。
「通勤・通学向けの装備を詰め込んだ電動クロスバイク」と言う位置付けなので、日常の足としても最適です。
補助走行距離は、オートモードで90km、エコモードで130kmです。車体重量は22.4kg(ビビ・Lより軽い!)で、メーカー希望小売価格は129,800円となっています。
公式ページはこちら:https://www.bscycle.co.jp/items/e-bicycle/tb1e/
おすすめの電動キックボード【3選】
電動キックボードは、小さいぶん航続距離は短めですが折り畳んでクルマに積載したり持ち運んだりできるところが魅力です。
ただし、公道走行可能な商品とそうでない商品が混在している(むしろ公道走行可能な商品はほとんどない!)ので購入の際には注意が必要です。
注意ポイント
きちんと登録してナンバープレートを取得し、走行時にはヘルメットを被り、交通ルールを守って乗りましょう。
特に、原動機付自転車使いなので、一方通行路の逆走や歩道の走行は禁止です。自転車感覚で違反してしまわないように注意してください。
E-KON grande PLUS (2021年6月30日発売予定)

引用元:E-KON公式商品ページ
バッテリーの定格出力500W、航続距離50kmで、電動キックボードとしてはハイスペックな商品です。保安部品も標準装備で、すぐにナンバーを取得することができます。
企画・設計・開発・改良を全て自社で行なっており、納車前には国内で全台安全点検を実施しています。
きちんと商品ページを確認できる国産の電動キックボードは安心できるポイントです。(組み立ては海外の提携工場で行なっています。)
車体重量は22.5kgで、バッテリーの取り外しはできません。盗難の恐れもあるので、屋内に持ち帰って充電するのがベストでしょう。
販売価格は116,600円です。
また、E-KONには他にも
- 【E-KON grande street】 定格出力350W(20A)、航続距離70km(106,700円)
- 【E-KON grande 2.0】 定格出力350W(10A)、航続距離35km(89,980円)
の2商品が同時に発売されます。ご興味のある方は公式ページをご確認いただき、ぜひ予約してみてください。
E-KON公式サイト:https://www.e-kon.jp/
SWALLOW|ZERO9

引用元:ZERO9公式商品ページ
定格出力600W、航続距離40km。こちらの商品もすぐにナンバーの取得ができる保安部品が標準装備されています。
車体重量は18kgで、オプションでキャスターをつけることができるので持ち運びにも便利です。
また、30日間の初期不良保証及び最大6ヶ月の修理・部品交換保証が付いていて初めての購入でも安心できますね。
販売価格は119,800円です。
AWALLOWからは、【ZERO10X】と言う原付二種モデルもありますので、小型自動二輪の免許をお持ちならこちらもチェックしてみてください。
ZERO9公式サイトはこちら:https://zero9.hop-on.jp/
Custom Japan|eXs2(エクスツー)

引用元:eXs公式ページ
この商品は、前後に大径ブロックタイヤ(10インチ)を装備し、オフロードでの走破性を高めています。
定格出力は500Wで、航続距離は40km。車体重量は23.5kgで、もちろん保安部品は標準装備です。
販売価格は76,890円となっております。
こちらも日本企業が販売している商品で、6ヶ月の保証つきです。
【eXs1(エクスワン)】という、より安価なモデル(43,890円)もありますので、まずはお金をかけずに試してみたいと言う方はこちらもチェックしてみてください。
eXs2の公式サイトはこちら:https://exs.mobi/exs2.html
おすすめの電動自転車【3選】
電動自転車と電動アシスト自転車の違いは、
- 電気の力だけで走行できるかどうか
- 保安部品・ナンバーが付いているかどうか
- 時速24km以上でもアシスト機能が働くかどうか
などがあります。
検索すれば、安価な電動自転車がたくさん出てきますが詳細を読むと軒並み『公道走行不可』の文字が!
価格.comで安い順に並び替えると14件中上位11件は『公道走行不可』の電動自転車でした。
その形状から電動自転車か電動アシスト自転車かをぱっと見で識別するのは難しいので、違反者がそこら中で走っているのではないかと思うと恐ろしいですね。
皆さんは購入の際に間違えないように気をつけてください。
自転車の形をしているとはいえ、原付バイク扱いなので免許証の携帯や、保安部品・ナンバーの取得が必要です。もちろん車道の逆走や歩道の走行も不可です。
何かあってからでは遅いので、公道走行不可の電動自転車をこっそり自転車として使うのはやめましょう。
国産フル電動自転車!|glafit【GFR-02】

引用元:GFR-02公式ページ
まずは国産フル電動自転車から紹介します。
定格出力は250Wで、航続距離は25kmです。
自転車モード・アシストモード・フル電動モードがありますが、自転車モードで走る際にも原付と同様の交通ルールが適用されますので注意してください。
今後発売予定の「モビチェン」と言う機構を取り付けた場合には、電源オフで自転車として走行することが可能とのこと!
自転車×電動バイクのハイブリッドとしてかなり使い勝手の良い乗り物になることは間違いありません!
販売価格は198,000円で、現在第2回予約販売の準備中です。ぜひ公式サイトからお知らせ希望の登録をして予約開始を見逃さないようにしましょう!
GFR-02の公式サイトはこちら:https://glafit.com/products/GFR/GFR-02/
大出力電動自転車が合法化!|CYRUSHER 【XF590】

引用元:CYRUSHER公式商品ページ
前モデルは、公道走行不可だったのですが新たに公道走行可能なモデルが発売されました。
定格出力は500Wで、フル電動モードでの航続距離は50km、アシストモードなら80km走行することができます。
フロント・リアともにサスペンションが装備されていて乗り心地も改善されています。販売価格は165,000円です。
XF590の公式サイトはこちら:https://www.cyrusher.co.jp/products/cyrusher-xf590?variant=31467875336292
最高時速45km!ファットタイヤの電動バイク|RICH BIT【TOP016】

引用元:RICH BIT公式商品ページ
20インチのホイールに4インチのファットタイヤを履かせたインパクトのあるデザインで、コントロール性能と走行安定性を兼ね備えています。
通常、電動自転車には時速30㎞のリミッターがリミッターが掛かっている物が多いのですがこちらの電動バイクにはリミッターがありません。
最高時速45kmを出すことができますが、法定速度の30kmを超えないように注意しながら走行する必要があります。
ですが、そのパワーのおかげで上り坂でも時速30㎞を楽々出すことができるでしょう。
もちろん運転者の体重や上り坂の勾配・積載重量などによって発揮できるパワーは増減しますが、余裕があると言うことには間違いありません。
充電機能付きスマホホルダーが標準装備されているところも嬉しいポイントです。
航続距離は35kmと短めですが、通勤に使う程度なら問題のないレベルでしょう。販売価格は198,000円です。
TOP016の公式サイトはこちら:https://ali-jp.com/product/top016/
おすすめの電動バイク【3選】
電動キックボードも電動自転車もカテゴリとしては電動バイクです。
しかしここでは『電動バイク』とは、いわゆる原付バイクと同じような見た目の「ザ・バイク」と言うデザインの物を指すものとします。
電動バイクや電動キックボードのように『折り畳んでクルマに積載!』のような使い方はできません。
しかし、誰からみても『バイク』とわかる見た目なので無意識に交通ルールに違反してしまうことは少ないのではないでしょうか?
大手国産二輪メーカー唯一の市販車|ヤマハ発動機【E-Vino】

引用元:ヤマハ発動機公式サイト
国産バイクメーカーのヤマハ発動機から発売されている電動バイクで、20年以上のロングセラーである『ビーノ』の電動版と言う位置付けです。
別売りのスペアバッテリー(58,740円)を搭載すれば航続距離は58kmになります。
シート下にバッテリーを入れる構造のため、積載力はガソリン車に比べると心許ないですが、電動キックボードや電動自転車と比較すれば安定して荷物を載せることができます。
販売価格は259,600円です。
E-Vino公式サイトはこちら:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/e-vino/
電動モビリティ専門店|アクセス【Sneak77】

引用元:アクセス公式商品ページ
株式会社アクセスは、電動モビリティを専門に開発・販売しています。
折りたたみ電動自転車から電動ミニカーまで様々な電動モビリティを販売している中の一つがこの【Sneak77】です。
航続距離は50kmで、販売価格は201,600円です。262,700円で原付二種モデルも販売されています。
USB充電ソケットや便利な荷物掛け用のフックがあり、通勤の帰り道に買い物して帰るのにも便利です。
Sneak77の公式サイトはこちら:https://access-trd.co.jp/sweetsn
究極の車体バランス!|XEAM【TROMOX MINO】

引用元:XEAM公式HP
フロントとリアがほぼ同じ重量の非常にバランスの取れた車体設計がなされています。
「電動バイクをもっと楽しむ」のコンセプトの通り、攻めた走りでバイク自体を楽しむことができます。
航続距離は88kmで、15°の勾配の坂でも軽々と登れるパワーも持ち合わせています。販売価格は299,800円。
TROMOX MINOの公式サイトはこちら:https://www.xeam.jp/tromox/mino/
まとめ
さて、ここまで各種電動バイクについておすすめの商品を3つずつ紹介してきました。
電動バイクのバッテリー充電には、容量にもよりますが高くても数十円。ガソリン1リットル分(百数十円)あれば数百キロ走ることも可能です!
また、オイル交換や法定点検がなく、年間の維持費もガソリンバイクに比べると断然お得ですよ。
毎日の通勤・通学を「安く」「快適に」「楽しく」したいとお考えの皆さんには特にお勧めの移動手段だといえます。
ただし、今までのように交通弱者ではいられなくなります。
事故を起こしてしまうと、相手の人生も自分の人生もめちゃくちゃです。交通ルールを遵守して楽しいバイクライフを送りましょう。