まとめ 通勤・通学 電動バイク

満員電車とおさらば!通勤・通学でおすすめしたい電動バイク3選!

読者の悩み
電車通勤にストレスを感じる…満員電車が嫌だし、コロナ感染も怖い。何か良い通勤方法はないかな?

こんなお悩みを抱える方も少なくないのではないでしょうか?

毎朝電車でぎゅうぎゅうに詰められて出勤するのは辛いですよね。

せっかくなら、一人で快適かつコスパ良く出勤したくありませんか?

そんな方におすすめしたいのが、電動バイク通勤です。

今回の記事では、通勤・通学に適したおすすめの電動バイクを3つご紹介したいと思います。

電動バイクのスペック

電動バイクは、電動アシスト自転車と根本的に異なり、道路では「原付」や「二輪車」とみなされます。当然、歩道の走行はNG

そのため、車やバイクと同様に免許が必要になります。

電動バイクのスペックは、モーターの出力(kw)に応じて区分されています。道路交通法に基づいて区分けすると下記のようになります。

原付(~50cc):0.6kw以下

二輪で最も小さいサイズで、普通自動車免許でも乗ることができる唯一のバイクです。

モーターの出力制限が大きく、大半の電動バイクは最高時速が40km50kmになっています。ガソリンで走る原付がほぼ60km出せることを考えれば、少々非力です。

加えて、原付は道路交通法上の制約が大きく、30km/h制限と二段階右折が必要な点は不便を強いられます。

とはいえ、狭い生活道路では生活の足として愛されているバイクでもあります。

小型二輪(51125cc):0.6kw1kw以下

ここからは二輪の免許が必要です。原付と異なり、一般道においては自動車と同じ制限速度で走ることができます。「自動車専用道路」と「高速道路」は通行できない点に要注意です。

大抵の電動バイクは、「普通自動二輪免許小型AT限定」免許で運転することができます。教習所によっては最短2日での取得も可能です。

普通二輪(126cc400cc):1kw20kw以下

自動車専用道路、高速道路含め、ほとんどの道路で自動車と同様に走行できるバイクです。ただし、免許のハードルは上がり「普通自動二輪AT限定」免許が必要です。

大型二輪(401cc~):20kw以上

普通二輪が更にパワーアップしたバイクです。免許区分が変わり「大型二輪」となります。

電動バイクはAT限定免許で乗ることができますが、多くの教習所ではいきなり大型免許を取ることを推奨していません。いきなり取るとしても、時間がかかります。

通学、通勤で使いやすいバイクとは?

原付から大型まで多種多様な電動バイク。

その中で通学、通勤で使いやすい電動バイクは、原付又は小型二輪です。

理由は3つあります。

軽量で扱いやすい

車体が小さいので当然ですが、原付ならバッテリー込で100kg未満、小型二輪でも150kg未満です。モーターを停止して動かす際も、一般男性なら苦労しないでしょう。

パワーはスペックだけ見ると車にかなり劣っているように見えますが、その分軽量なので加速性能は十分です。そもそも通学、通勤時は道路が混んでいるため、そこまでスピードを出せません。

そのため、大きなバイクはオーバースペックになることが多いです。

車両価格と維持費が安い

電動バイクはガソリンバイクと比べて高額ですが、それでも40万円以内で買えますので、車両価格は安いです。

極めつけは維持費の安さ。

125ccまでのバイクは自賠責保険が格安で、2年加入で8,850円、5年なら13,980円と年5000円未満です。任意保険は個人差がありますが、ネットから年2万円前後で加入できますので、保険は年3万円以内で収まります。

電動バイクには車検がなく、自動車重量税も小型二輪にはありません。軽自動車税のみがかかりますが、年わずか2000円(原付)、2400円(小型二輪)と格安です。

更にガソリン代も0円。

通学、通勤ならほぼ毎日使うので、維持費の安さは大きなメリットになります。

免許が取得しやすい

原付の場合は、普通自動車免許又は原付免許で乗れます。免許が全くない人でも、原付免許なら学科試験のみで、最短1日での取得が可能です。

小型二輪は少々時間がかかりますが、AT小型限定で普通自動車免許があれば、最短2日での取得に対応している教習所なら2日、そうでない教習所でも3日で取得できます。

普通自動二輪免許と比べて、教習時間が10時間少ないためスピード取得ができるのです。

電動バイクの特徴

引用:https://www.xeam.jp/

電動バイクは、一見すると従来型のガソリンバイクと似ていますが、エンジンがないという特徴があります。モーターとバッテリーで走行します。電動バイクには専用の充電プラグがありますので、バッテリーを取り出さなくても直接充電することができます。

そのため、ガソリンバイクと比べて部品数が少なく、見た目はスタイリッシュです。

一方で、ある程度の大きさのバッテリーを積まなければ走れませんので、車体の一定部分はバッテリー収納となります。

電動バイクに乗るメリット

今までのバイクとは違った、近未来的な電動バイク。

そんな電動バイクのメリット/デメリットを紹介します。

まずはメリットを3点。

燃料費が安い

電動バイクでは燃料費とは言いませんが、ガソリンバイクとの比較で燃料費と表現します。

原付の場合、最新型であればレギュラーガソリン1L50km走行できます。YAMAHAの原付クラスの電動バイク「E-Vino」の航続距離は29km、充電にかかる電気代はおよそ14円です。

現在のガソリン代で比べれば、ガソリンバイクが1km当たり3円(1L=150円)、電動バイクが0.48円です。圧倒的に電動バイクの方が燃料費が安くなります。

エンジン音がなく、静か

ライダーならよく分かると思いますが、バイクのエンジン音は割と気になります。特に小型であるほど、発進時はけたたましい音を出します。

住宅地なら、ただの近所迷惑です。

一方、電動バイクはエンジン音がない分静かです。モーター音はあるものの、エンジンよりは遥かにマシです。

メンテナンスが楽

一般的なバイクや車は、ガソリンをエンジンで燃焼させて走ります。そのため、エンジンオイルの交換や、定期的な車検・点検が必須です。特に原付や小型バイクのエンジンは、常に高回転で酷使されることが多いため、エンジントラブルが多くなります。

モーターの場合、エンジンがないのでそのようなトラブルはありません。通学、通勤で酷使してもダメージが少なく済みます。

電動バイクのメリットは?購入前に知っておきたい5つのポイント!

ガソリンで走る原付バイクや、人力で走る自転車ではなく、電気の力で走る電動バイクに乗ることにはどんなメリットが有るのか考えたことはありますか?
今回は購入前に知っておきたい電動バイクのメリットを5つご紹介します。

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電動バイクのデメリット

デメリットも3点紹介します。

価格が高い

現状、電動バイクは販売機種が少ないため、価格が高くなります。原付や小型バイクでは10万円前後高いです。また、中古で出回ることも少ないため、中古のガソリンバイクと比べれば更に価格差が広がります。

充電に時間がかかる

最もネックになるのが充電時間。電気自動車のような急速充電はバイクには非対応です。そのため、0%から満タンまでかかる時間はおよそ8時間。一晩かかってようやく満タンです。

頻繁に運転する方には向きませんが、通学や通勤なら片道10km20km前後だとは思うので、一部の電動バイクを除いて往復分は持ちます。毎晩必ず充電することを忘れなければ、そこまで不便もないかもしれません。

航続距離が短い

電動バイクの航続距離は、バッテリーの制約が大きく70km100km程度に限られます。近年、バッテリーの開発も進み改善傾向にありますが、ガソリンバイクの200km以上と比べれば劣ります。

ただ、通学や通勤なら、1往復分は耐えられる距離でしょう。

電動バイクのデメリットは?購入前に知っておきたいポイント5つ

電動バイクは、維持費も燃料代もガソリンエンジンのバイクや公共の交通機関に比べて非常に安く、お得で便利な新しい乗り物ですが、デメリットと言える弱点もあります。
今回は、電動バイクの購入前に知っておきたいポイントを5つに絞ってご紹介します。

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通学、通勤におすすめの電動バイク3

航続距離や充電時間にネックはあるものの、通学、通勤には実用に足るスペックを備える電動バイク。そんな電動バイクの中でオススメを3つご紹介します。

SUPER SOCO CUXXEAM

引用:https://www.xeam.jp/supersoco/cux/

XEAM(ジーム)社が出す原付電動バイクです。航続距離60km以上、最高速度も65km/hと原付電動バイクの限界を超えた、素晴らしい電動バイクです。原付扱いなので、普通自動車免許で運転可能です。

25万円前後と比較的手頃な価格でそこそこの航続距離、最高速度も備え、一般的な生活道路ではパワー不足を感じません。デザインは近未来的で、サイズは原付バイクと同等で扱いやすいです。

新たな二輪免許を取得しないならオススメです。

XEAMは中国発の新興メーカーですが、電動バイクは部品点数が少ない上、中国の近年の技術革新を見れば、十分安心して乗れるバイクと言えるでしょう。

E-VinoYAMAHA

引用:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/e-vino/

出川哲郎さんの「充電させてもらえませんか」でもお馴染みの電動バイクです。

航続距離は30km未満と短いですが、原付らしい可愛らしいデザインで、日本メーカーで現在新車で買える数少ない電動バイクです。原付扱いですので、普通自動車免許で運転できます。

日本メーカーは電動バイクに及び腰で、YAMAHAだけが東京モーターショーに新型電動バイクを出展するなど積極的になっています。現状は中国新興メーカーのXEAMに出遅れていますが、YAMAHAの今後の展開にも期待を込めて1台紹介しました。

SUPER SOCO TS STREET HUNTERXEAM

引用:https://www.xeam.jp

最後はまたしてもXEAMから、小型自動二輪に該当する電動バイクです。最高時速75km/h以上、航続距離は2バッテリーなら110km以上を備える優れものです。

最低でもAT小型自動二輪免許が必要になりますが、一般道では自動車と同じ制限速度で走れるのは魅力です。

デザインにも優れるので、航続距離以内ならツーリングも楽しめる1台になります。

まとめ

ここまで電動バイクを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

充電時間や航続距離では不十分な点もありますが、通学、通勤程度の利用なら十分実用に足る性能を持っています。また、渋滞時に自動車にはできない脇道への迂回も楽にできます。満員電車に押しつぶされるストレスからも解放されます。

朝の気持ち良い風を感じながら颯爽と走れる爽快感、これを機会に電動バイクで試してみてください。

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